20歳未満の方で手術・治療をご希望される方は、保護者同伴または同意書が必要となります。
ご同伴できず同意書持参のみの場合は、親御様へお電話をさせていただきます。
同意書については、下記ボタンより、別ウィンドウでPDFファイルが開きますので、印刷し、ご記入いただきご来院の際にご持参下さい。
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「レーザー脱毛」は、アメリカで十数年前に開発され、大きな話題を呼びました。
日本では1996年ごろから一部のクリニックで「レーザー脱毛」が取り入れられ始めました。
もともとは、皮膚治療の方法として、アザ、シミ、ホクロの解消のため、レーザー治療として開発されたのですが、その治療の延長上で、脱毛効果があるとして開発されたのが、「レーザー脱毛」です。
「治療」ですので、医療機関でしか使用が許されていない、専門的な医療行為です。
基礎研究はハーバード゙大学部附属・マサチューセッツ総合病院によって始められ、更に、同大学のスタッフにより臨床研究が行われました。現在ではアメリカを始め、多くの国のクリニックで取り入れられ、レーザー医学学会でも、発表のテーマにされるほど研究されています。
レーザー脱毛は画期的な脱毛方法です。従来の脱毛方法に比べ、優れていることが実証されています。
特に優れている点として、
1.毛以外の組織を傷つけることなく、毛だけを選択して破壊する
2.ごく短時間治療を数回行うことで、永久的な脱毛効果が得られる
この2点が挙げられます。これは従来の脱毛方法の問題点を解決し、大きな効果を得られることになりました。皮膚のトラブルを防ぎ、短期間で永久脱毛の効果が得られる・・。
このことは世の女性たちにとって、大変喜ばれることになりました。
毛と脱毛
人間を含めた動物にとって、毛とは体の保護や保温、身を守るという大切な役割を持っています。しかし、現代人にとって、その役割は一部を除いてあまり必要とされなくなりました。
陰毛や脇毛は、その残りで、その他の毛が少ないのに、成長すると生えてくる毛で、この毛が生えてくることは、人間の特質といえるでしょう。現代人にとっては、身を守る役割以上に文化的、心理的に誰もが気にかかるものです。
男性は髪の毛の量を気にし、女性は陰毛や脇毛やすね毛を気にかけています。 女性の体毛については古くから、処理の習慣や方法があり、ギリシャでは頭髪以外は全て抜くという習慣があり、その器具や技法が発展していました。日本でも、毛抜き以外に、軽石で打ち合わせて切ったり、線香で焼き切る等の方法が行われていたようです。さらに色町では、下刈屋といった専門職もあったそうです。
毛の構造
毛は手のひらや足の裏、陰部以外の全身にあります。人間の毛は大きく3種類に分けられます。
①頭髪、眉毛、脇毛、陰毛等の硬毛:太く、色も濃い毛
②体の大部分を覆っている軟毛:細く、色も薄い短い物の多い毛
③腕や膝に生える中間毛
の3種類です。
どの毛も全て毛包と呼ばれるくぼみから生えています。このくぼみは皮膚から斜めに走っており、毛も同じように斜めに生えてきています。 女性の体毛については古くから、処理の習慣や方法があり、ギリシャでは頭髪以外は全て抜くという習慣があり、その器具や技法が発展していました。日本でも、毛抜き以外に、軽石で打ち合わせて切ったり、線香で焼き切る等の方法が行われていたようです。さらに色町では、下刈屋といった専門職もあったそうです。
毛包の中心に毛根があり、そこから漏斗部、毛穴を通して毛が生えています。
毛穴からは1本から4本位の毛が生えてきます。毛根の根本には球状に膨れた毛球があり、この中の毛乳頭や毛母が毛の発育を促しています。
毛の1本1本は、髄質、毛皮質、毛小皮から成り立っています。人間の毛には髄質は頭髪と髭にのみあります。
毛小皮はいわゆるキューティクルのことで、毛の外側にあり、保護をしているものです。痛みが激しいとの毛小皮が剥がれ、つやがなくなったりします。
更に毛の種類を分けると、第二次成長時期に生えてくる毛包組織が非常に強い『性毛(アゴひげ・胸毛・わき毛・陰毛)』と、性毛以外の毛で比較的毛の細い『無性毛』に分けれます。前者は後者に比べ毛周期と呼ばれる、退行と再生の期間が1~2年と非常に長い特徴があります。
毛のサイクル
毛には抜け落ちる毛と、 再生される毛があり、このサイクルを『毛周期』と言います。
毛周期は『成長前期』『成長後期』『退行期』『休止期』のサイクルに分かれ、生えている部分により、伸びる速さが少しずつ異なります。
成長前期→毛母細胞の分裂がはじまり皮膚の中で毛の成長が始まる状態を言います。
成長後期→毛母細胞の分裂が活発になり毛が表皮に伸びている状態の事を言い表皮に出ている毛は全体の毛量の3分の1程度の毛量になります。
退行期→成長段階を終え毛が抜けるまでの状態を言います。
休止期→毛が抜けてから再び成長するまで皮膚の中で休んでいる段階の状態を言います。このサイクル『毛周期』により、毛は生え変わります。
成長期では毛包は体内からの栄養を取り入れ、毛の成長を行います。退行期に入ると毛母は細胞分裂を停止し、毛包が縮み始めます。休止期に入ると毛包は皮膚の表面に近くなるように縮小していきます。そして又、成長期に入ると皮膚の奥まで下降し、毛乳頭と毛母から細胞分裂を繰り返して新しい毛が生えてくるようになります。
毛周期は部位によって異なります。
頭髪については成長期は4~7年、退行期が2~3週、休止期が数ヶ月です。頭髪は日に0.35mmから0.44mm程度伸びるといわれており、切らなければ成長期に1m以上伸ばすことも可能です。
眉毛やまつげはこの毛周期が30日程度しかなく、視野をふさぐ前に抜け落ちてしまいます。他の場所に生える毛も、それぞれに毛周期と成長スピードがあり、個人差はありますが、生命活動にちょうど良いように生えてくるようになっています。
毛の色と質
毛の色
毛には真っ黒なものから、茶色、赤毛、ブロンド等様々な色があります。これらはメラニン色素が影響しています。ブロンドやとび色等にはフェオメラニン、黒や茶色にはオイメラニンというメラニン色素が影響しています。
メラニン色素は成長期にだけ作られるので、退行期や休止期は作られません。
毛の質
人種によっても毛の量や質が違います。黄色人種に比べ、白人は身体の毛が多く、早く伸びます。黒人は更に量が多く、三倍の量とも言われています。
日本人は比較すると毛が薄いといえます。それでも女性にとってはムダ毛処理は大変興味のある問題です。
多毛症
多毛症とは、 病的に毛の量が多い病気です。
毳毛性多毛症、全身性多毛症、母斑性多毛症、症候性多毛症、薬剤性多毛症、後天性局所多毛症などがあります。
①毳毛性多毛症
先天性と後天性のものがあり、全身に長い産毛が生え、後天性のものは悪性の腫瘍に伴って見られます。
世界中での200例程度しか報告が無く、稀な疾患です。
②全身性多毛症
毛の生え方は正常ですが、全体的に毛が濃く、多いのが特徴です。
③母斑性多毛症
母斑(アザやほくろ)に生える毛のことです。
④症候性多毛症
甲状腺機能の異常や、遺伝性疾患、全身疾患にともなって見られる多毛症です。
神経性の食欲不振をうったえる方にも、この症状が見られるという報告もあります。
⑤薬剤性多毛症
抗生物質や免疫抑制剤、ホルモン剤等の一部の薬剤を投与したときに起こる多毛症です。 慢性的な圧迫や摩擦でもなることがあり、骨折でギブスをしたときにも起こります。
⑥男性型多毛症
男性ホルモンの影響で発生する多毛症です。女性に男性のような髭が生えたり、胸毛や背中の毛が濃くなったりします。
これは白人女性で多く見られ、男性ホルモンの影響ということで、卵巣や腎臓の異常の場合があります。慢性的な圧迫や摩擦でもなることがあり、骨折でギブスをしたときにも起こります。
ストレスの可能性もあるため、全てがそうだとは限りません。
治療は脱毛と、薬剤療法があります。レーザー脱毛はこういったときに特に役に立つようになりました。
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