ヤグレーザー固有の波長でありタトゥーなどの深在性の色素異常の治療に使用される1064nmの波長のほかに、表在性の色素異常の治療に使用される532nmの2種類の波長のレーザーを使いわけたり組み合わせる事で赤あざや黒墨以外のタトゥーに非常に高い治療効果が得られますが黄色や緑のタトゥーは完全に取り除くまでにはかなりの回数が必要になる場合があります。
又、赤墨や緑墨でも黒墨が一部の染料とされている場合、されていない場合によって消えにくい場合や変色してしまう可能性があります。
*1064nm…波長1064nmの近赤外域のレーザー光は、暗色（黒/青）色素性病変部の蒸散除去や、黒系の刺青インクの蒸散除去に適しています
。
*532nm…波長532nmの可視域（緑色）のレーザー光は、メラニン色素や赤系刺青インクに対して吸収率が高く、メラニン性の色素性疾患の治療や、赤系の刺青インクの蒸散除去に適しています。
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