鼻プロテーゼの入れ替えとは、挿入したプロテーゼを抜去し、新しいものに入れ替える治療となります。
プロテーゼを抜去し、新しいものへと変えたい理由としては、「形がイメージと違った・不自然」などの理由が１つで、「外気温との差で赤くなってしまう・痛みが生じる・鼻先が白っぽくプロテーゼが出てきてしまっている」などの理由があります。
前者の理由の場合であれば、抜去し、イメージに合う自然な形のプロテーゼに入れ変える事はすぐに可能ですが、後者「痛みがある」などの理由ですと、すぐにプロテーゼを抜去する必要があります。
しかし元の自分の鼻の形に戻したくない場合には、もう一度プロテーゼを入れる事は可能になりますが、鼻尖部の皮膚が薄くなったり、プロテーゼが出てきている状態ですと、少し時間をおいてもらい、鼻尖部層が回復してからの治療になります。
鼻プロテーゼの抜去とは、挿入したプロテーゼを取り出し、元の状態に戻す治療となります。
取り出したい理由としては上記の様なもので、形が気に入らないなどの理由であれば、抜去されるかはご自身での判断となりますが、痛み、熱、赤みや白っぽさ等ある場合はすぐに取り出す必要があります。
また石灰化といって体液中のカルシウムイオンなどがプロテーゼに含まれる物質と反応してカルシウム塩となって固形物になってしまっている場合もあります。
Q.抜去だけをした後、鼻の皮膚は弛んだりしますか？
A.
年齢にもよりますがプロテーゼ分の皮膚の余裕が出来ますので、特に鼻根部には横ジワが残りやすい可能性があります。
Q.他院でプロテーゼを入れたのですが抜去出来ますか？
A.他院で治療を受けられた場合でも抜去は可能になります。
Q.傷口は残りますか？
A.傷口は白く、薄く残りますが鼻孔の内側になりますので周りの方から見て傷が見える心配はありません。
Q.５年前にプロテーゼを入れたのですが、抜去する事は出来ますか？
A.抜去するのに何年以内という規定はありませんが、時間が長く経過している場合、取り出すのに時間がかかり、その分腫れも大きく出てしまいます。
Q.再度、プロテーゼを入れたくないのですが、元の状態にも戻りたくない時は他に治療法はありますか？
A.ヒアルロン酸を注入し、鼻を高くする方法はありますが、永久的なものではありません。
Q.痛みはありますか？
A.麻酔をする時に少しだけ痛みがあります。治療後はお薬を処方いたしますので、６時間おきに服用し、クーリングして頂ければ痛みは軽減します。
Q.術後の腫れや赤みはどの位で落ち着きますか？
A.状態によって石灰化されていないものであればすぐに落ち着きますが、石灰化している様なプロテーゼを抜去した後ですと、２週間前後かかります。
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